病み少女

死にたがりの死ねない少女

精神疾患合併症妊娠

どうも。病み少女"あんこ"です。

 

今更ですが、もう少女じゃなくて"ママ"ですね。

 

心は永遠の少女なので(ノ≧ڡ≦)☆

 

それはさておき。

 

11月13日の夜に無事に出産しました。

計画入院、計画分娩で進めていき、11日に入院。翌日の12日から促進剤でお産が始まりました。

 

朝の6時に内診。

8時から促進剤と栄養剤を投与。

徐々に促進剤を多くしていきお産を促します。

 

1日目は残念ながら痛いだけでした。

初妊婦ということもあり、簡単には産まれてきません。

 

 

13日、2日目。

この日も朝6時に内診。8時に促進剤と栄養剤を投与。

 

前日、少し進展があった為に2日目は痛みが早くきました。

 

最初は、生理痛の酷い感じ…ですかね。

 

促進剤の量が増えるごとに痛みも増します。

 

この辺りから記憶は曖昧です。

痛みをただひたすら我慢していました。

息をすることもできなくなります。上手く呼吸ができませんでした。

 

僕は何年ぶりにか、叫びました。

「痛い!!!!痛いよ!!!」

 

もう、ただそれだけでした。

 

遠方から付き添いに来てくれた旦那さんと母、女医さん、看護師さん、助産師さんに励ましを貰いながら苦痛と闘いました。

 

元々体が弱く、持病持ちということもあり、体力がもちませんでした……。

 

弱音を吐いてはいけない、と思いながらも

「痛い!!!もう無理!!痛い痛い!!!」

と弱音を叫んでいました。

 

僕の体力、赤ちゃんの体力を考慮し、緊急手術(帝王切開)になりました。

 

元々のお話で緊急で帝王切開への切り替えは覚悟していました。

 

その時はもうこの痛みから早く逃れたい一心でした。

 

産道も7cm近く開いており、もう少しだったのですが、そこから開きが悪くオペ室へ。

 

麻酔に痛み止めとたくさん打ちました。

特に痛み止めは。

 

麻酔が効いてきた時は感動しました。

さっきまでの痛みが嘘のように痛くない!!

でも脚の感覚ないな…気持ち悪い……

 

ボーーっとしていると、突然手が震え出し、血圧が降下。オペ室はバタバタしていました。

 

そこで、少しの間だと思うのですが意識を失いました。

 

目が覚めた時は右手にも点滴。合わせて両手。上を見るとたくさんの袋がぶら下がってます。

 

色んな人の声が頭の中でぼんわりと流れていきます。

 

「おんぎゃ。」

短くそう聴こえました。

 

周りからの「おめでとうございます!」で先程とは違う感動で涙が溢れました。

 

視力が悪いのではっきりとは顔を確認することができませんでしたが、目を開いてこちらを向く赤ちゃんがいました。

 

掌に軽くタッチ。ふにふに。柔らかい。温かい

 

これにまた泣きました。

 

全てが終わり、病室に帰るとパパと両親が待っていました。

 

「お疲れ様、よく頑張ったね。」

「ありがとう」

 

と声を掛けてくれました。

 

朦朧とする意識の中嬉しかったのを覚えています。

 

 

お産は命懸けだと身を持って感じた時間でした。

体の弱い人や合併症のある人は特にですね。

 

 

お産の不安は解消されました。しかし、後悔が残りました。

これは、また今度。

 

次は育児への不安で一杯です。

僕なりに精一杯頑張ろうと思います。

 

では、また。